鴻野日出男先生の著書『大不況の資金活用術』全編にわたり、
弊社の“店舗銀行システム”を紹介していただいております。
現在、出資オーナーの募集は行っておりませんが、
なぜ1961年に “店舗銀行” で商標登録を行い、【銀行】と称するのか。
この名称の由来について、鴻野日出男先生はわかりやすく解説していただいております。
「店舗銀行システム」とは簡単に言えば、店舗を作って貸す、つまりはリース店舗の一種なのだが、当時としてはシステム自体が全くのパイオニアであった。新しい仕組みをつくったという意味でも、画期的な不動産の事業化であった。
このシステムは資本家(出資オーナー)、運営者(飲食店オーナー)、ジャスマックの三者によって構成されており、三者の役割り、機能分担は概略次のようになっている。
ジャスマックは、まず立地を選定して飲食ビルを建て、店舗ごとにすぐにでも営業できる店づくりを行う。
飲食ビルは、店舗ごとの区分所有により、出資オーナーに分譲される。
店舗の運営に関しては出資オーナーからジャスマックに、その権限が委ねられる。
つまり分譲された店舗は出資オーナーにとって一種の「店舗証券」であり、信託店舗として預託される訳で、
オーナーとジャスマック間では、「運営管理契約」が結ばれる。
ジャスマックに信託された店舗は、次に直接各店舗の経営にあたる飲食店オーナーに経営委託される。
ジャスマックは出資オーナーと飲食店オーナーの間に入り、「委託店舗」の経営が円滑に展開できるように運営管理を行う。
例えば飲食店オーナーからは毎月リース料、を徴収し、出資オーナーには投資に対する配当金、を支払うことなども重要な業務の一つである。
要するに「店舗銀行システム」というのは、飲食店経営の技術・タレント性・やる気などはあるが資金のない人と、
経営にはタッチせずに投資だけをして配当収入を得たい人とをジャスマックがいわば銀行、の役割を担うことによって、
「資本と運営の分離」方式によって飲食店の事業展開を図るシステムなのである。
店舗銀行という銀行は、ユーザーに「店舗」という名の資金を貸し出し、
片やその店舗に投資したオーナーに対しては、利息に当たる配当金を支払うということである。
この場合、儲かる条件の整った立地の店舗でなければ繁昌しないし、繁昌しなければ有利な配当も保証できないから、
銀行たるジャスマックの何よりの役割は、いかに収益性の高い店舗 をつくり上げるかという点にあることはいうまでもない。
現在、出資オーナー様の募集は行っておりません。
しかし、なぜ店舗銀行は、“銀行”を含み商標登録しているのか、その理由を紹介させていただきました。
店舗銀行は、札幌市、青森市、渋谷区、博多区、熊本市、長崎市で展開しております。
札幌市での展開は下記の通りです。