力士たちVSガラスの階段!?施設紹介|#施設紹介
JASMAC YAKUMOの象徴とも言えるガラスの階段。この階段には、ある興味深いエピソードがあります。 約20年前、忘れられない出来事がありました。あるカップルの結婚式が行われ、新郎は力士。そして新郎の大勢の力士仲間が招かれたのです。オーナーは心配しました。ガラスの階段が、力士たちの体重に耐えられるだろうか・・・? オーナーが建築家に確認すると、驚くべき回答が返ってきました。 「このガラス階段は、見た目以上に頑丈です。ガラス板1枚で300キロまでの重さを支えられます。さらに、階段がほんの少し揺れることで、衝撃を和らげる効果もあるんですよ」 結婚式当日、階段は見事にその強さを証明し、滞りなくお開きとなりました。 このガラス階段が特別なのは、まるで空中に浮いているように見えること。この不思議な存在感を可能にしているのが「張弦梁構造(ちょうげんばりこうぞう)」と呼ばれる、引っ張る力で建造物を支える棒(梁)を強くする、張力の原理を応用した構造です。細く見えてとても強いワイヤーが階段の両端に張られており、このワイヤーが階段全体を支えているのです。 階段を歩くと、その重さはワイヤーを通じて全体に分散されます。ワイヤーが細いので、遠くから見ると階段が宙に浮いているように見えるのです。 この階段のもう一つの特徴は、踏むと揺れることです。これは実は計算されて作られたものなのです。建築家は「草の上を歩いているような心地よさ」を目指しました。階段を上り下りすると、足を置くたびに小さな揺れを感じます。この揺れが、硬質で冷たそうに見えるガラスに、思いがけない柔らかさを与えているのです。 ガラスの階段は、披露宴の入場シーンでよく使用されます。透明感のある美しさと驚くほどの強さ、そして踏む時の小さな揺れと心地よさは、新しい人生への期待と少しの緊張を表しているかのようです。邸宅に訪れた際は、ぜひカップルで体験してみて下さいね。 力士といえば、Netflixで話題になった、大相撲を題材としたドラマ「サンクチュアリー聖域ー」はご覧になりましたか?その第7話にJASMAC YAKUMOが登場していますので、Netflixが見られる方はぜひご覧になってくださいね。 Netflixのページへ ≫ 岸谷五朗さんと笹野高史さんが出演されているシーンで、階段は背景として映っており、残念ながら力士は階段の上には乗っていません。バイオレンスなシーンが多めのドラマなので、苦手な方はくれぐれもご注意ください!
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